10/22・23の配信結果、菊花賞回顧

2016年10月26日

先週末の配信の結果

10/22(土)東京11R・富士S(G3):△3→○4→×2(8着◎7)
10/23(日)京都11R・菊花賞(3歳G1):△3→×11→…13(4着○6、5着◎8)

 先週末は納得のいかない結果。これ以外で配信した2歳OPアイビーSも3・8・1・2番人気に上位4頭の印を打って、そのまま1~4着を占めながら本命◎(3)キャナルストリートが4着だったので押さえに留まるなど、不運もありましたが…しかし東西2重賞では言い訳のできない想定のズレで完全に外れてしまいました。申し訳ございません。

10/23(日)京都11R・菊花賞(3歳G1・芝外3000)回顧

09:48.0-49.2-50.5-35.8=3’03″5(1スリーロールス4-3-5-4)
10:49.0-50.7-50.8-35.6=3’06″1(6ビッグウィーク3-3-2-2)
11:48.9-49.3-49.5-35.1=3’02″8(14オルフェーヴル10-10-6-3)
12:49.3-48.3-49.2-36.1=3’02″9
 1着(1)ゴールドシップ17-17-4-2(35.9)57
 2着(16)スカイディグニティ12-12-7-4(36.1/0.3)57
 3着(15)ユウキソルジャー12-12-12-10(36.0/0.6)57
13:49.5-49.5-50.1-36.1=3’05″2不
 1着(3)エピファネイア3-3-2-2(35.9)57
 2着(14)サトノノブレス7-7-6-4(36.2/0.8)57
 3着(10)バンデ1-1-1-1(36.9/0.8)57
14:49.0-48.5-48.6-34.9=3’01″0
 1着(2)トーホウジャッカル5-5-5-2(34.5)57
 2着(4)サウンズオブアース10-10-8-4(34.4/0.1)57
 3着(10)ゴールドアクター5-5-7-6(35.0/0.7)57
15:47.7-53.0-47.8-35.4=3’03″9
 1着(4)キタサンブラック5-5-10-8(35.0)57
 2着(11)リアルスティール7-8-7-7(35.1/0.0)57
 3着(17)リアファル2-2-4-3(35.3/0.1)57
16:47.7-51.7-49.2-34.7=3’03″3
 1着△(3)サトノダイヤモンド8-8-9-5(34.1)57
 2着×(11)レインボーライン14-14-16-12(34.2/0.4)57
 3着…(13)エアスピネル3-3-5-5(34.6/0.4)57
 4着○(6)ディーマジェスティ11-12-11-5(34.5/0.5)57
 5着◎(8)ミッキーロケット9-10-14-10(34.6/0.7)57
 6着△(4)シュペルミエール11-12-7-10(34.7/0.7)57
 7着×(18)マウントロブソン6-7-7-5(35.0/0.9)57
 8着▲(1)カフジプリンス9-8-9-12(34.8/0.9)57
 前半「48秒台→49秒台」で流れて、「第3ブロック」で「50秒台」と緩んだ09年を標準とすると、前半は同じなのに「第3ブロック」で49秒台と速くなった11年はオルフェーヴルの”捲り効果”。12年ゴールドシップも、これとほぼ同じ”捲り効果”ラップで完勝。13年エピファネイアは不良馬場を差し引けば実質「48秒台→48秒台」の急流を先行して作り出し、「第3ブロック」も実質「49秒台」と緩めずにねじ伏せた。14年はトーホウジャッカルがエピファネイア並みの急流を好位から押し切り、サウンズオブアースがこれを追い掛けてのワンツー。1番人気のダービー馬ワンアンドオンリーが外を回して大失速9着に終わったことを思えば、1・2着馬より1頭分外を回し続けた3着ゴールドアクターは0.7差完敗だがかなり強い内容で、この後の本格化を予感させるのに十分だった。
 11~14年の4回も「第2・3ブロック」で「実質49.5以内」の緩まない流れが続いたので、もはやこれがデフォルトと思ったところで、15年はなんと「第2ブロック」に53秒台という規格外の緩み。ここから「第3ブロック」で一気にペースが上がったことにより、2周目3~4角間で外を回った組の脚が上がってしまったレースである。3角入り口で馬を外に振ったキタサンブラック・北村宏騎手の挙動によって、ここまでのスローに堪りかねて外を捲って行った馬がどんどん外を回されることになり、それでいて自身はスッと内に潜り込んでロスのないコース取りを実現。この”神騎乗”はもっと称賛されて然るべきだろう。
 そして今年は、昨年同様に「第1ブロック」が速く「第2ブロック」が遅いという流れ。更に「第3ブロック」もペースが上がらず、明確な”中弛み”ラップの上がり勝負になったが…そんななか、北村宏騎手が再度の”神騎乗”を見せた。シュペルミエールで速いテンで抑え、緩い中盤で差を詰めるべく距離ロスのない向こう正面で内からスッとポジションを上げ、更に中弛みからの上がり勝負に備えて内ラチ沿いで脚を溜めて4角前にはやや下げるという挙動で、ラストは馬群を縫っての6着入線。2着とは0.3差に頑張って見せたが、やはり上位とは力差があったと見る。そしてこれの少し前でこれと同様、いや上回る”神騎乗”を見せたのが、言うまでもなくエアスピネルの武豊騎手である。基本的にはシュペルミエールと同様の脚の使い方だが、テンで無理せず好位に付けたのが結果的には”勝因”。マイラーだと距離不安が囁かれたが、むしろその「マイラー」たる所以のスピードを「無理せず好位に付け」ることに転化して、強みを存分に活かすことに成功した。
 思わずエアスピネルに”勝因”という表現を使ってしまうほど、1頭だけ次元の違う脚で完勝したのがサトノダイヤモンド。これで世代で完全に頭一つ抜け出した印象ではあるが、ただあくまでも”中弛み”でのコントロールの良さと瞬発力の優位を最大限活かしたもので、本質的な底力が着差通りに抜けているとは限らないだろう。結果的にダービー2・3・4着馬が1・4・3着と、”中弛み”ラップ(+好騎乗)によって距離延長でも末脚が「保存」されたイメージで、結局当時の力関係そのままという解釈としたい。ダービー7・8着馬も7・2着で、資質による上下はあるが「ダービー8着以内の今回出走馬中上位5頭が、そのまま菊花賞でも7着以内」という結果、更に言えばNHKマイルC3着のレインボーラインが最も着順を上げたことからも、ざっくりと言えば「東京向きの瞬発力タイプ」がハマる展開だったとして、スタミナという意味でのステイヤー資質とは少し切り離して考えておきたい。

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