菊花賞予想のために
2016年10月19日
言うまでもなく、最重要トライアルはG2神戸新聞杯。11・12・13年は神戸新聞杯勝ち馬がそのまま”本番”でも戴冠、14・15年はやや波乱があったがそれでも神戸新聞杯馬券圏内3頭のうち2頭が菊花賞でも馬券に絡んでいる。今回は敢えてこのレースから見ていきたい。
神戸新聞杯(3歳G2・阪神外12F) 斤量は全て56キロ
11:37.2-40.0-37.5-33.6=2’28″3
1着(7)オルフェーヴル5-5-5-5(32.8)※※→菊1着
2着(5)ウインバリアシオン7-7-7-5(33.2/0.4)※→菊2着
3着(11)フレールジャック8-8-7-7(33.3/0.8)→菊10着
12:36.0-37.2-36.2-35.8=2’25″2
1着(14)ゴールドシップ12-11-8-6(34.5)※→菊1着
2着(6)ロードアクレイム11-11-11-10(34.7/0.4)→菊6着
3着(11)マウントシャスタ9-9-8-9(35.1/0.7)→菊9着
13:35.3-37.0-38.0-34.5=2’24″8
1着(10)エピファネイア8-8-9-4(34.3)※→菊1着
2着(15)マジェスティハーツ17-17-17-18(33.6/0.4)→菊13着
3着(4)サトノノブレス5-5-5-4(34.8/0.5)※※→菊2着
14:36.6-36.6-35.9-35.3=2’24″4
1着(10)ワンアンドオンリー14-14-13-4(35.1)→菊9着
2着(11)サウンズオブアース11-11-11-7(34.9/0.0)※→菊2着
3着(2)トーホウジャッカル7-7-7-9(34.8/0.0)※※→菊1着
15:36.5-39.0-37.1-34.1=2’26”7
1着(6)リアファル1-1-1-1(34.1)※※→菊3着
2着(5)リアルスティール7-8-8-8(34.0/0.3)→菊2着
3着(9)トーセンバジル14-13-14-13(34.1/0.7)※→菊不出走
時計の比較では2分24秒台の13・14年が優秀だが、しかし超スローで2分28秒台の11年が1・2着馬がそのままワンツーと最も相関は高いなど、一気の距離延長に向けては時計の優劣はあまり関係なさそう。それよりも位置取りと相対的な脚の使い方から、一定の機械的なリンクは読み取ることができる。
上記「※」印:「3角→4角でポジションを上げ」かつ「上がりNo1or2」で3着以内
上記「※※」印:「1~3角通過順が出走頭数の半分以内」で3着以内
…という極めてシンプルな指標で、過去5年の「※」該当馬5頭は[2,2,0,0](1頭不出走)、「※※」該当馬4頭は[2,1,1,0]と、なんと全てが菊花賞で馬券に絡んでいる。このリンクの仕組みを極めて大雑把に言えば、共に距離延長への対応のフラグで「※」が持続力ルート・「※※」が底力ルートと言ったところだろう。
16:36.3-37.8-37.0-34.6=2’25″7
1着(14)サトノダイヤモンド6-7-8-8(34.2)56
2着(15)ミッキーロケット9-9-11-11(34.0/0.0)56
3着(12)レッドエルディスト12-11-12-11(34.5/0.5)56
これならばもう簡単。「※」「※※」該当馬が2頭いれば、その2頭軸がベースになる…といったところで、なんと今年はこの指標に該当する馬がいずれも皆無。強いて言えばサトノダイヤモンドが15頭中8番手なので「※※」に準ずるし、レッドエルディストも3→4角間で動きながらNo3上がりなので「※」に準ずるが、これを果たしてどこまで信頼するかは、更にレースを細かく見て行きつつ、あとはもちろん他の前哨戦との比較が必要になって来る。(これ以降は、有料会員様のみへの配信となります:10/15夜に配信予定)
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