11/3の配信結果、JBCクラシック・JBCスプリント回顧
2016年11月3日
11/3の配信結果
11/3(木)川崎11R・JBCクラシック:▲9→○8→◎6
【推奨買い目】3連複4,000円×13.3倍=53,200円
11/3(木)川崎10R・JBCスプリント:○1→×2→×12(4着◎5)
今回は通常の有料会員様には、サービスとしてJBCのうち上記2鞍を配信させて頂きました。
休日に大ハズレ予想を配信してはサービスどころかノイズになる可能性もあるところでしたが、まあ片方で買い目も的中してなんとか最低限のサービスにはなりましたでしょうか。以下、簡単に回顧を記します。
11/3(木)川崎11R・JBCクラシック(G1・ダート2100)回顧
12:29.6-37.5-26.5-38.9=2’12″5
1着(9)ワンダーアキュート3-3-5-3(38.6)57
2着(1)シビルウォー10-9-1-2(39.6/1.0)57
3着(13)トランセンド2-2-1-1(40.5/1.6)57
16:30.8-39.9-25.8-38.8=2’15”3重
1着▲(9)アウォーディー6-6-1-2(38.6)57
2着○(8)ホッコータルマエ2-2-1-1(38.9/0.1)57
3着◎(6)サウンドトゥルー9-9-4-5(38.7/0.3)57
4着△(13)ノンコノユメ7-7-4-4(38.9/0.5)57
5着×(7)コパノリッキー5-4-1-3(39.3/0.7)57
川崎で4年ぶりのJBC開催となった今年のクラシックは序盤ややスロー、但し12年が同コースとしてはかなりの激流だったのでまあミドルペースと言ったところ。ラップ的には「第3ブロック」で一気に速くなって上がり「第4ブロック」も止まらないという典型的な持続力勝負だが、仔細に見れば「第3ブロック」は「14.0-11.8」と一気に加速しており、向こう正面にあたる残り800mから明らかにレースが変わったのがよく分かる。ラストの直線の短さに加え、この日のやや前残り傾向の馬場を意識して、全馬が「勝ちに動いた」結果だろう。どうせ動くならば最もロスの少ない(前の馬を抜く時に外に出しても距離ロスが少ない)直線部分で仕掛ける、という当然の動き方で、一気に馬群が凝縮した。
この持続力勝負で、一番外を回して最速上がりで捲り切った▲(9)アウォーディーは圧倒的に強い内容。流石に中央G1には繋がりづらいコースだが、しかし中京でテン激しくならなければ持続力勝負になりやすいチャンピオンズC、大井外回りで緩急問わず長くいい脚は武器となる東京大賞典、そして今回と同じ舞台の川崎記念と、当面のG1戦線で総合力で優位に立ったとはいえそうだ。早め相当からソツなく流れ込んだ○(8)ホッコータルマエも、勝負所から次々捲りが飛んでくる展開を考えれば額面通りには強く、そして思い切って本命を打った◎(6)サウンドトゥルーも、向こう正面で一気に捲って一番ポジションを上げながら、上がりはアウォーディーに肉薄するNo2だったのだから、これも当然今後はG1戦線で絡んできそうだ。
×(7)コパノリッキーは、通常ならばハナor番手から、残り3~2Fで一気に突き放すのが勝ちパターンだが、舞台と距離を考えてそれを「好位から先頭に並び掛ける」脚に転化したのだろうが、流石にこの相手でマイラーが押し切るのは甘くはなかった。逃げなかったことで批判も出るかもしれないが、考えられた騎乗だと思うし、ひょっとすると陣営の指示かもしれない。
11/3(木)川崎10R・JBCスプリント(G1・ダート1400)回顧
12:36.7-11.3-38.6=1’26”6
1着(4)タイセイレジェンド1-1-1-1(38.6)57
2着(3)セイクリムズン6-6-6-5(38.7/0.6)57
3着(6)スーニ5-5-2-2(39.3/1.0)57
16:36.7-12.1-38.4=1’27”2重
1着○(1)ダノンレジェンド1-1-1-1(38.4)57
2着×(2)ベストウォーリア4-3-5-2(38.5/0.6)57
3着×(12)コーリンベリー3-4-3-4(39.6/1.7)55
4着◎(5)レーザーバレット9-9-7-6(39.2/1.8)57
5着…(7)サトノタイガー6-6-6-4(39.5/1.8)57
6着▲(6)ソルテ2-2-2-3(40.2/2.1)57
ここまで中央馬相手でも行き切って、出走した交流重賞は全てハナを切っていたソルテが、6FのG1でも逃げ切るダノンレジェンドのスピードに恐れを成したか簡単に引いて隊列ができた。それでいてテンは11頭立ての12年と同じなのだから、ダノンレジェンドにとってはかなり楽な先手だったと言えそうだ。正確に言えば、重馬場と言っても12年よりやや掛かっていたのでテンは実質速かった可能性はあるが、中盤(4F目)は明らかに緩められたラップ。これでは中団以降は勝負権がなかった。
このラップで逃げた○(1)ダノンレジェンドの押し切りは当然、4F目でもさほどスピードを要求されなかったことにより、マイラー×(2)ベストウォーリアの加速もピタリと間に合って、すんなりの決着となった。後続では前々から早めに押し上げた(7)サトノタイガーの挙動がベストだとすれば、本命視したから言う訳ではないがやはり上がり上回った◎(5)レーザーバレットが額面以上の価値がありそうだ。とはいえ上がりだけでも1・2着馬に劣っているのだから、特に距離延長で加点する訳でもないのだが。