9/10・11の配信結果・京成杯AH回顧
2016年9月12日
先週末の配信の結果
9/10(土)中山11R・紫苑S(3歳G3牝):△18→×9→◎2(5着○10、12着▲17)
9/10(土)阪神11R・エニフS(OP):◎11→▲8→△1(4着○2)
【参考オッズ】3連複8.8倍、3連単21.2倍 ※買い目提供なし
9/11(日)中山11R・京成杯AH(G3):×10→○3→△5(4着◎1、14着▲4)
9/11(日)阪神11R・セントウルS(G2):◎1→▲10→×11(8着○2)
【推奨買い目】3連複500円×50.5倍=27,500円
秋開幕週だった先週は、配信4鞍が全てOPで、各場のメインレースを網羅。そしてそのうち2つが、1着◎・2着▲で3着にも印があるという「3連単が取りやすい」予想だったので、予想家として結果のニーズにも一定の水準で応えられたかな、と少しホッとしています。
セントウルSなどは1・2番人気に1・3番目の印(◎▲)なのだから威張れないかもしれませんし、それこそアンチ(笑)の方には「3着とは僅差の5・6着馬は無印なのだから当たったのはたまたまだ」という責められ方をされそうですが、個人的には中位~下位人気のチョイスで、6~8番人気を消して9・11番人気に印を打って3・4着だったことに大きな満足感を持っています。というのも、仮に6~11番人気馬が全く同じ確率で馬券に絡むとしても、より下位人気の方を拾うことに収支的には意味があるので、僅差でもこういう馬の買い要素をしっかり見付けられるのが予想家の役割だと思っているからです。
今回個人的には◎○▲の組み合わせにがっつり張ったので、○が内をキープせずに早々に外差しに構えていたのは目論見が外れたのですが、その勝負が打ててかつ負けなかったのも、「より下位人気」の方に頭数を絞った印を打っていたので、押さえが少額で済んだから。あくまでも馬券を買う目線での印なので、その辺りをご理解頂ける方だけに予想をご購読頂ければ幸いです。
※3連単◎1→▲10→×11は159.9倍、ちなみに◎1→▲10→×4(クビ差4着)ならば356倍
9/11(日)中山11R・京成杯AH(G3・芝1600)回顧
11:34.0-22.6-35.3=1’31″9
[1着(8)フィフスペトル6-7-7(34.7)57]
[2着(14)アプリコットフィズ9-9-7(34.6/0.1)54]
[3着(7)レインボーペガサス6-6-5(35.2/0.3)57.5]
12:34.0-22.2-34.5=1’30″7
[1着(3)レオアクティブ12-12-10(33.1)54]
[2着(1)スマイルジャック8-9-6(33.6/0.2)57.5]
[3着(11)スピリタス8-7-6(33.9/0.4)55]
13:34.0-22.7-35.1=1’31″8
[1着(7)エクセラントカーヴ6-5-4(33.9)52]
[2着(8)ダノンシャーク9-8-7(33.8/0.2)58]
[3着(9)ゴットフリート2-3-3(34.8/0.6)53]
※14年は新潟施行につき割愛
15:35.4-23.3-34.6=1’33″3
[1着(12)フラアンジェリコ15-15-15(33.6)53]
[2着(8)エキストラエンド9-4-4(34.3/0.0)57]
[3着(13)ヤングマンパワー6-9-9(34.1/0.0)54]
16:35.1-22.9-35.0=1’33″0
1着×(10)ロードクエスト12-10-6(34.2)55
2着○(3)カフェブリリアント8-7-8(34.6/0.1)54
3着△(5)ダノンプラチナ13-12-10(34.3/0.3)58
4着◎(1)ダイワリベラル10-10-10(34.7/0.5)56
4着…(6)クラリティスカイ6-8-8(34.9/0.5)57.5
14着▲(4)シベリアンスパーブ4-4-4(36.1/1.4)54
午前中は稍重だった中山芝、この日は芝のレースが少なく馬場水準が測り辛いが、「急流ならば1分32~33秒台/緩流ならば1分33~34秒台」になる木更津特別(1000万下・8F)が急流で「1’33″5」だったことからは、馬場差は1秒程度は見ていいのではないか。そうなるとこのレースは実質「34.7-22.7-34.6=1’32″0」程度にはなりそうで、「テンはやや緩いが中盤はそこそこ速く、上がり上位馬が上位を占めた決着からも『中盤~上がり』の持続力勝負」だったことになる。
予想時点である程度「持続力勝負」は読めていたのだから、(10)ロードクエストを「×」評価に落としたのは失策にも見えるが、一応言い訳はある。それは「同馬は新潟2歳S圧勝・NHKマイルC2着とマイルの高パフォーマンスは直線長いコースに限られており、持続力勝負+直線短い中距離戦ではスプリングS3着でマイネルハニーを捕まえられないレベル」だったこと、そして「クラシック戦線の中距離OPでそこそこ上位だった馬(レインボーペガサス・スマイルジャック・ダノンシャーク)が、持続力で上位には来るがテンの忙しさのせいで勝ち切るまでには至らないというレースの性質から、スプリングSでの外回して3着を評価するとしてもこのパターンにハマるリスクが大きい」と見ていたから。それでいて抜けた1番人気ならば、飛んだ場合に跳ねるシフトにしておきたい、という意図だった。
多少妙味に寄せ過ぎた気もするが…それはさておき、結果からはどういう評価になるか。ロードクエストは中盤速い流れで外を追い上げて完勝なので、明らかに額面以上の強さ。NHKマイルC2着に加えてこれをもってマイルでの評価を不動のものとしたと言えそうだが、但しこの点には2つの理由から疑義を呈したい。…(これ以降は、有料会員様のみへの公開となります:会員専用ページ→配信履歴内に回顧として表示)