9/3・4の配信結果・札幌2歳S回顧
2016年9月8日
先週末の配信の結果
9/3(土)札幌11R・札幌2歳S(2歳G3):×5→消13→◎12(4着▲11、5着○6)
9/4(日)小倉11R・小倉2歳S(2歳G3):◎4→×2→△3(6着○5、11着▲11)
9/4(日)新潟11R・新潟記念(G3):×17→▲14→○12(6着◎7)
【参考買い目】3連複○12=▲14=×17(128.1倍)
先週は、比較的力量比較は正確だったものの、やや低調な結果に終わりました。申し訳ありません。
札幌2歳Sは◎○▲が7・9・11番人気とかなり攻めたところ、3・5・4着とかなり頑張ってくれたものの、1・2着は狙い下げた組で結果としては大ハズレ。小倉2歳Sは本命馬圧勝で10番人気の2着馬にも印はあったものの買い目は抜け、そして新潟記念は「◎○▲のうち2頭が絡む組み合わせ」に絞ったものの、的中の目は押さえの参考買い目に留めてしまいました。
さてこのなかで、今回取り上げるのは世代最初の中距離重賞である札幌2歳Sです。
9/3(土)札幌11R・札幌2歳S(2歳G3・芝1800)回顧
12:36.3-37.3-34.9=1’48″5
[1着(3)コディーノ3-4-4-4(34.6)54]
[2着(11)ラウンドワールド10-10-10-5(34.3/0.3)54]
[3着(5)エデンロック10-10-10-9(34.8/0.7)54]
※13年は函館施行の為割愛
14:36.5-36.9-36.6=1’50″0
[1着(2)ブライトエンブレム13-14-11-8(35.8)54]
[2着(11)マイネルシュバリエ3-3-3-3(36.6/0.2)54]
[3着(13)レッツゴードンキ6-7-6-4(36.4/0.2)54]
15:37.0-37.0-36.8=1’50″8稍
[1着(11)アドマイヤエイカン10-10-9-4(35.9)54]
[2着(10)プロフェット4-7-6-4(36.2/0.0)54]
[3着(4)クロコスミア7-8-9-8(36.2/0.2)54]
16:36.4-37.5-36.0=1’49”9
1着×(5)トラスト1-1-1-1(36.0)54
2着…(13)ブラックオニキス4-5-5-5(35.9/0.4)54
3着◎(12)アドマイヤウィナー6-6-6-7(35.7/0.4)54
4着▲(11)エトルディーニュ4-3-4-3(36.1/0.5)54
5着○(6)フラワープレミア6-6-6-5(36.0/0.7)54
6着×(2)ジャコマル2-2-2-3(36.6/0.7)54
7着…(3)インヴィクタ12-11-12-10(35.4/0.7)54
8着△(8)タガノアシュラ10-9-8-8(35.8/0.7)54
人気薄を主力視して◎○▲が全て7番人気以下で全て掲示板に載った!と自慢したいところだが、しかしそれより1・2着馬を狙い下げると明言していたので、馬券上のアドバイスとしてはむしろ「邪魔」だったと言っていい結果である。
では、どうすればこれを予見できたのだろうか。それこそレース後には「2頭しかいないOP連対馬がそのままワンツーなのにあまり人気がなかった」のを指摘する主旨の発言やツイートなども目にしたが、しかし今振り返ってもそのクローバー賞自体が同日のジャコマル(6着)の未勝利勝ちよりも時計が遅い程度のレベルなのだから、このOP連対を正当に評価しても少なくとも主力視には至らない、という判断の方が妥当なのではないか。結局前有利の展開を決め打って位置取りのバイアスを極限まで大きく見るしかなさそうだが、それならそれで初戦逃げ切り圧勝の1番人気タガノアシュラが後方で溜め殺す戦略面まで読み切らないと厳しいことになる。念入りな言い訳で申し訳ないが、流石にこれはあまりに難しいレースだった。
過去の同レースと比較すると、後のダービー馬・ロジユニヴァースが勝った08年は「36.0-36.3-36.8=1’49”1」で、従来は中盤の速さがクラシックへのパスポートというレースだった。それが12年は中盤37.3と緩んだ代わりに上がりで一気に時計が引き上げられるという変則的なレースになり、4着ロゴタイプ・1着コディーノが朝日杯FSでワンツーを決めるという”別ルート”での出世レースとなることに。但し、ロジユニヴァースの2着イグゼキュティヴや、コディーノ&ロゴタイプの間を割ったラウンドワールド・エデンロックなどはその後全く重賞では活躍できておらず、一義的に素質を測るレースでもないのも事実で、なかなか難しいところだ。
これを踏まえて今年を見ると、12年とテン・中盤は同等で上がりだけ1秒ほど止まっているラップ、しかし…(これ以降は、有料会員様のみへの公開となります:会員専用ページ→配信履歴内に回顧として表示)