マイルCS予想のために
2016年11月17日
11/20(日)京都11R・マイルCS(G1・芝外1600)展望
12:35.0-23.2-34.7=1’32″9稍
1着(1)サダムパテック6-7(34.1)57
2着(7)グランプリボス8-8(34.0/0.0)57
3着(17)ドナウブルー8-8(34.1/0.1)55
13:35.1-23.2-34.1=1’32″4
1着(5)トーセンラー15-14(33.3)57
2着(4)ダイワマッジョーレ3-4(34.1/0.2)57
3着(13)ダノンシャーク8-6(34.1/0.3)57
14:33.7-23.0-34.8=1’31″5
1着(12)ダノンシャーク11-10(34.1)57
2着(8)フィエロ7-6(34.4/0.0)57
3着(3)グランデッツァ3-3(34.8/0.2)57
15:34.6-24.4-33.8=1’32″8
1着(16)モーリス9-8(33.1)57
2着(10)フィエロ8-8(33.3/0.2)57
3着(5)イスラボニータ12-13(33.0/0.2)57
タイキシャトルが連覇した1997・98年はテン3F「33.2」「32.9」だったのが、ダイワメジャーが3連続連対した2005~07年は「34.2」「34.0」「34.4」。この時点でも、中距離馬が過度のスピード勝負を避けた印象すらあったぐらいだったが、2012・13年にはとうとうテン35秒台が2回続くという事態に。皐月賞2着・菊花賞5着の”中長距離馬”サダムパテックや、菊花賞3着・天皇賞春2着の”ステイヤー”トーセンラーまでが勝ち切るという、従来の名前通り「マイラーの頂点を決める」レースからはどんどん掛け離れていってしまった。
昨年はテン34秒台と標準的で、上がりも33秒台というハイレベルな瞬発力勝負。しかしテンは34秒台と言っても後半だし、中盤も24.4というレース史上最も遅い数値だったので、これもスピードはあまり問われない決着だったのは特筆すべき点だろう。JRAが1984年にグレード制を導入して以来、32回のうち中盤24秒台はたった4回、しかも良馬場での24秒台は1988・98年のみというのを踏まえると、昨年はまさに「歴史的な中弛み」だったのだ。しっかり溜めてギアチェンジしてトップスピードに乗るという東京得意な中距離馬に向くような展開で、1着モーリスは今年の天皇賞秋を圧勝し3着イスラボニータも3・4歳時に天皇賞秋で連続3着と、実際天皇賞秋とリンクしている。
今年の予想に際しては、昨年のこの流れが再現されるかどうかが、当然大きなポイントとなってくる。【これ以降は、有料会員様のみへの配信となります:11/19(土)夜に配信予定】→有料会員登録はこちら( http://hanwarai.net/recruit_member/)