1/21(日)中京11R・東海S(G2・ダート1800)展望
2018年1月17日
1/21(日)中京11R・東海S(G2・ダート1800)
13:36.0-36.8-38.2=1’51″0
1着(15)グレープブランデー9-8-8-7(37.3)57
2着(9)ナムラタイタン2-2-2-2(38.5/0.5)56
3着(6)ホッコータルマエ6-6-5-4(38.2/0.6)55
14:36.2-36.3-37.9=1’50″4
1着(14)ニホンピロアワーズ5-6-4-4(37.5)57
2着(12)グランドシチー11-11-9-6(37.3/0.3)56
3着(3)マイネルバイカ8-6-8-9(37.8/0.7)56
15:36.7-36.7-37.5=1’50″9
1着(6)コパノリッキー2-2-2-1(37.5)58
2着(13)グランドシチー12-12-10-8(37.5/0.7)56
3着(4)インカンテーション14-14-14-13(36.7/0.7)56
16:37.8-37.3-36.8=1’51″9
1着(6)アスカノロマン2-2-2-2(36.7)56
2着(10)モンドクラッセ1-1-1-1(37.1/0.3)56
3着(5)ロワジャルダン4-4-5-5(37.2/0.9)56
17:38.1-38.0-37.1=1’53″2
1着(8)グレンツェント7-8-6-6(36.7)55
2着(4)モルトベーネ3-3-3-4(36.9/0.1)56
3着(14)メイショウウタゲ14-14-9-9(36.7/0.2)56
中京としては最も時計掛かる年始開催、15年まではそれでいてテンも中盤も36秒台が並んでかなりの消耗戦になっていた。従来は強気に仕掛けたホッコータルマエが0.6差に沈み、グランドシチーが2年続けてキッチリ2着を拾うというレースで、冬の重い砂が”魔物”として快速馬に襲い掛かるのを予想するのが醍醐味だったのだが、ここ2年はすっかり「スローの前残り、或いはキレ勝負」という性質に様変わりしている。
それでも昨年はスローなのに上がりもかなり掛かって差しが届いており、やはり長い直線+ラスト急坂+この時期の砂(with不凍液)というコラボは、額面以上に相当タフなレースになる可能性は示唆している。となれば、ここは圧倒的1番人気の快速馬・テイエムジンソクが止まって荒れるのを狙う最大のチャンス!…なのだが、しかし「では何が差して来るのか?」という問いに対する答えがなかなか見付からないメンバーではある。
OPで1・1着、G3で2・1着、そしてG1チャンピオンズC2着と、準OP時代から10戦連続で馬券圏内、特に古川吉騎手に乗り替わってからは6戦パーフェクト連対のテイエムジンソクに対して、前走での馬券圏内すら師走S1着とベテルギウスS2・3着、そして準OP1着しかいないという程度の相手である。しぶしぶ1番人気から買うにしても、割り切って1番人気が勝たない組み合わせで攻めるにしても、いずれも納得感がない。
力関係の前提としては「テイエムジンソクが抜けている」のだが、予想の部分で「テイエムジンソクを絶対視しない方がいい舞台と条件」という見立てはあり、この二律背反を馬券構築にどう反映させるか。結局はこの舞台と条件にマッチした主力組から入って、テイエムジンソクとの馬連を本線にして、「テイエムジンソクが来ても本線で取れるし、飛べば大きく跳ねる馬券を取れる」というシフトになりそう。
自身の予想とその的中の有無はもちろんのこと、テイエムジンソクがこの舞台でも勝ち切るのか/ここからG1戦線へ飛翔する新星が現れるのかという結果に関しても、そして明日香キララがアスカノロマンの馬券を幾ら買うのかに関しても、興味が尽きないレースとなりそうだ。